食欲低下・・・うつ病?

うつ病を心配して病院へ行こうと思っている方へ

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実際に金本先生もうつ病を克服しました。

現在 私は、治療家として 患者さんの身体の不調だけでなく、うつ病や 自律神経失調を改善する側にいますが、冒頭でも お話ししました通り、10年間、自律神経失調症、うつ病と 苦闘していた時期があったのです。本当は、 心身共にボロボロで、ひどく辛くて痛かった この話はしたくないのですが、あなたに「克服できる」ことを お伝えする為にも、告白したいと思います。ある日、妹から 突然 知らされた 大親友の 自殺死。私には、幼馴染の大親友がいました。彼は、とても几帳面で頭脳明晰。大手企業に就職して、将来有望な人材でした。そんな彼とは、職業は違えども、お互いに 切磋琢磨しながら高めあい、公私ともに 充実した日々を過ごしていました。そう、20代前半のあの日までは優秀な彼は、入社して間もなく、社内で 重要な仕事を任せられるようになりました。それ以来、毎日 パソコンに向かって長時間 作業をすることになったのです。当時の私は、仕事の関係上、彼とは頻繁に会えませんでしたが この頃より、微熱が出たり、ノドが痛かったり 吐き気もあったそうなのです。そして、「しんどい」「体が重い」「朝起きれない」「胃が痛い」「集中できない」ということを、彼と会った時には 話していた事を思い出します。きっと、私に 助けを求めていたのかもしれません。
しかし、当時の私は、整体で うつ病を改善できるとは、全く思っていませんでした。「うつ病は 心の病気だから、薬やカウンセリングで治すものだ」と、信じていたのです。なぜなら、これらの病気を治す事は、鍼灸や整体では困難だと 言われていたからです。彼は、最初は「風邪だろう」と 高をくくっていたそうなのですが、1週間 過ぎても改善しないため、「おかしい」と思い、近くの内科を受診しました。その時は「風邪でしょう」という診断で、抗生物質をもらって帰途についたのです。しかし、薬を飲んでも、一向に 良くなる気配がなかったそうです。
横になると楽になるので、自宅では寝ているか、インターネットで気晴らしをするかのどちらかという毎日。休みの日は 出掛けるのも億劫で、会社に行くのが精一杯になっていったのでした上司からは、遠回しに 退職 を進められ 腫れもの扱い彼は、風邪という診断が腑に落ちず、別の病院を当たってみました。すると、その病院では、「慢性疲労症候群」という病名を 宣告されたのでした。帰宅して その病名をインターネットで調べてみると、「原因不明」「治療薬なし」。その言葉を見た瞬間、彼は ガックリと落ち込んだそうです。そして、当時 付き合っていた彼女とも、疎遠になっていきました。休みの日は疲労困憊(ひろうこんぱい)で、デートどころじゃないのです。当然、寂しい気持ちはあったので、それをまぎらわすかのように、部屋で インターネットばかりしていました。「慢性疲労症候群」と診断した病院も 持て余したのか、心療内科を紹介。その先生は、「慢性疲労症候群ではなく うつ病の可能性もある」と言われ、たくさんの 抗うつ剤を処方されたのです。彼は 真面目な性格だったので、朝・昼・晩 と 毎日欠かさず服用しました。しかし、これといって 効果は感じられませんそれどころか、彼は 副作用が強く出やすい体質だったのか、2週間経っても 服用時の吐き気が長く続き、眠気もひどく、以前よりも却って具合が悪くなってしまい、とても 業務どころではなくなってしまったのです。やっと副作用が治まっても、状況は あまり変わりませんでした。それでも、うつ病だとは思いたくない為、「仕事が楽しい」と無理やり言いきかせては会社に行っていましたが、重要な仕事を任されていた頃の、華々しい時代を思うと、悔しさが 込み上げてきたのではないかと思います。それによって、より一層 気分も滅入ったのではないでしょうかだから、しばらくすると 会社を休みがちになっていったのだと思います。そして、上司からは、遠まわしに 退職を勧められたそうです。その後、彼とは連絡が取れなくなり 心配していたのですが、、、

思わず絶句し 泣き崩れた、一本の電話。

彼と連絡が取れなくなってから、どれぐらい経ったでしょうかある日、私のもとに、妹から1本の電話があったのです。 ♪♪♪♪「もしもし? お兄ちゃん?? あのね」妹の突然の知らせに、絶句しました。「信じられない、嘘だと言ってほしい&」。呆然自失とする中、彼の姿が目に浮かび、思わず 嗚咽を吐きながら号泣し、その場で 泣き崩れてしまったのです。「なんでもっと、優しい言葉をかけて挙げなかったんだ! なんで、なんで」と。私は、彼に自殺という選択をさせた責任が、自分にもあるのではないか?と思い、彼の死を受け入れることができず、自分を許せなくなりました。よくニュースで、「親友を失った悲しみで 後を追って自殺した」と聞きますが、その人たちの気持ちが、身にしみて解りました。それからの私は、自分を責め続け、苦しさに 耐えられなくなっていったのです。そして、とうとう、、、疲れやすい、イライラする、眠りくい、たまに頭痛がする、汗をかきやすい、めまい、心臓がドキドキする。などの、自律神経失調症の症状が出始めたのです。ただ、整骨院の院長という立場上、仕事を休む訳にもいきませんでしたし、他のスタッフにも、患者さまにも、上記の症状のことは隠していました。院長という立場、身体の不調を改善することが 仕事であるにも関わらず、自分自身の体調が悪いでは、示しがつかなかったからです。今となっては、隠す事もなかったのですが、その時は バレることによって、スタッフや お客さまが離れてしまい、整骨院を 運営できなくなるのではないか?という恐怖から、自分を守りたかったのだと思います。お前は 寝てばかりいる、怠けているんじゃないの!?
そして、29歳のある日。結婚を境に、うつ病になってしまったのです。亡くなった親友の事だけでなく、整骨院の運営や、家族の将来的なことなど、様々な プレッシャーが 私を襲ったのだと思います。通勤時間は 車で約15分ですが、その時間が 何時間にも感じるようになり、さらには、頭から首、背中まで、固い棒が埋め込まれているような 痛みや吐き気、めまいに耐え切れず、治療院に 遅刻してしまうこともありました。しかも、遅刻は 少しずつ増えていきました。余裕をもって 朝早く起きようと思い、早めに寝ようとするのですが、目が冴えてなかなか寝付けない上に、翌朝は グッタリと鉛のように重く、起き上がれません。寝ても疲れが取れない上に、何もかも億劫で、仕事にも行きたくなく 憂うつになるそんな私に、家族やスタッフは「大丈夫ですか?」「しんどくないですか?」と、気遣ってくれました。今 思えば、本当に、心から感謝の気持ちで一杯です。しかし、当時は、優しい言葉を掛けてもらえばもらうほど、逆に 辛かったのです。本当は苦しいけど 頑張って笑顔を作ってみたり、本当は辛いけど「大丈夫」と言ってみたり、そうかと思えば、急に落ち込み 能面のような無表情になる。辛くて何もしゃべれなくなり、自分をコントロールできなくなる事もありました。逆に、「寝てばかりいる」「怠けている」、「スタッフに仕事を任せて楽をしている」など 思われているのではと、強迫観念(被害妄想?)に かられた事もあります。今思えば、周囲に「助けて!助けて!」と、訴えている反応だったのだと思います。このまま一生 暗い人生なのか? という 将来への恐怖「病は気から」という言葉があります通り、心と体は100%繋がっています。ですから、心が弱っていれば、当然 体調も崩しやすくなります。それからというもの、風邪を引きやすくなり、首がはり 手足が冷えやすくなるなど、身をもって体験したのです。体調を崩すだけでなく、集中力も無くなり、ストレスを発散させる為に食べ過ぎて太る。お酒の量も次第に増え、全身がだるくなり、ノドのつかえや 胃の痛み、血圧の上昇、耳が詰まった感じがする、などの症状が出ていました。しかし、どんなに辛くても「一人でも多くの患者さんを治したい」という使命感から、仕事を休むわけにはいきませんでした。ただ、やはり、結婚したと同時に うつ病になったので、結婚のストレスが原因ではないだろうか?だとすれば、離婚した方が 妻も幸せになれるのではないか?また、自分の体調を管理することが出来ない人間が、この仕事(整体)を続けてはいけないのではないか? と思い、何度も 仕事を辞めようと思うなど、自暴自棄に陥った時期もあります。その内、夫婦生活も 育児も 仕事に対しても自信を失い、空虚感と 悲しさに襲われ、「自分には何の価値もない」とさえ 感じていました。そんな毎日に、自分の未来に希望が持てず、このまま暗い人生で終わるのか? オレの将来は、一体どうなってしまうのか?という、将来への恐怖に 押し潰されそうになり、夜 一人で布団の中にこもって泣いたのを覚えています。声も出なくて、ただ涙だけが流れてて、ひどく辛くて痛かった。そんな毎日が めぐってくることさえも呪わしくて、本気で全てを壊したいと願ったこともありました。そんなことできるわけがない、ということも分かっていました。そんな自分が嫌で、憎らしくて「死んでしまった方が 絶対に 楽だ!」と、真剣に考えた事もあります。全てを失いかけた 私の人生を、一変させた出会い、もちろん、何回も、精神科や 心療内科に行こうと思いました。ですが、亡くなった彼のように、薬漬けになるのが嫌だったのです。ましてや、病院に行っても治らないのは、彼の時に分かっていましたから、そんなある日、東洋医学には、自律神経失調症や うつ病などを治す治療法があり、身体を治せば それらを改善できる。という文献を読んことを思いだしたのです。私は 身体の不調を改善するプロですので、先ずは 自分で治そうと考えました。それからは、自分がモルモットとなって、あらゆる流派のカイロプラクティックや整体法を試すことにしたのです。その他にも、鍼灸、マッサージを初め、岩盤浴、漢方、心理療法、認知療法、森田療法、催眠療法、自律訓練療法、行動療法、カウンセリング、脳内トレーニング、暗示療法、心理分析、哲学的思考、懺悔、断食、苦行、休養、座禅、呼吸法、瞑想、足裏療法、サプリメント、民間療法などなど。さらに、掃除、空気清浄機、ふとん、飲み水、食事、運動などの生活習慣の改善など、本当に ストイックなまでに、自身の身体を使って 実験・研究し続けました。その結果、心も身体も楽になる方法と、全く効果が無いものに分かれたのです。そして、心も身体も楽になった原因を検証していく内に、1つ解ったことがあります。それは7年間、「 仮説実験検証 」を繰り返した結果、身体の 最も重要な部分を改善することによって、それまで心の病気だと思っていた自律神経失調症や、うつ病の症状が改善していくという事実でした。


2ヶ月間 うつ病克服プログラム


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